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ムスリムの聖書
イスラーム教の聖典はクルアーンといいますが、日本ではコーランと呼ばれることが多いです。イスラームの信仰では、アッラーから最後の預言者、ムハンマドに対して下された啓示として位置づけられています。
「クルアーン」という名称はアラビア語で「詠唱すべきもの」を意味しています。
クルアーンの文字はアラビア語で書かれていますが、いろんな言語に翻訳されていて、日本語訳が付いているのもあります。
クルアーンは基本的には縦長い本のような形状になっています。大きさはさまざまあり、持ち運べるポケットサイズのものから、家に置くようなビッグサイズまで存在します。今の時代だとスマホのアプリをダウンロードして使用する人も増えています。
ムスリムの子どもたちは幼いときからクルアーンを朗読するための勉強をしています。インドネシアでは「イクロ」と呼ばれるテキストを使って練習をします。個人差はありますが、子どもたちは小学校に上がる前までにはIqra’での練習を終え、クルアーンを読めるようになっています。
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