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世界一のムスリム人口保有国(インドネシア)

イスラーム教というと中東などアラブ諸国というイメージがありますが、実際の信者数はアジアの国の方が多くなっています。

現在、イスラム教徒は全世界の人口の4分の1を占めており、そのうち10億人がアジアに居住しています。

そして、世界で第一位にイスラーム教徒を抱える国はインドネシアで、人口2億5千万人のうち約90%がイスラーム教を信じています。パキスタン、インド、バングラディシュに1億数千人のムスリムが居住しています。第2位以下にはパキスタン、インド、バングラディシュと続いて、ようやく中東のエジプトとトルコが来ます。

確かに、イスラーム教はアラビア半島(サウジアラビアが大きく占める)で誕生した宗教ですが、人口比で言えばイスラム=中東とは言えないでしょう。

全世界のムスリム人口は総数約16億人で、そのうちアジアに居住しているのは62.1%に上り、半数以上を占めています。世界総数人口から見たアジア人口の割合は約60%程度ですから、アジアのムスリム率は世界平均と比較して高いことが分かります。

ムスリム人口の拡大は北米、北アフリカあたりにも波及しています。2030年までに100万のイスラム教徒を超えて上昇すると予測されているのは、ベルギー、カナダ、今後、ジブチ、ギニアピサウ、オランダ、トーゴとなっているようです。

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