ラマダーン月(断食時の特徴)

ムスリムの人たちにとって最も重要で崇高される月をみなさんはご存知ですか?

それはイスラーム暦の9月、ラマダーン月です。

ラマダン月には「サウム」とよばれる、いわゆる断食を行います。日中の飲食などを絶ち、日の出に前には「スフール」、日没には「イフタール」という食事をとります。

この生活を約一ヶ月の間続けるので、ラマダーン月は辛くて苦しいイメージを持たれがちです。

たしかに、断食は楽なものではないですが、それでもラマダーンはムスリムが一年で最も楽しみにしている時期なのです。ラマダーンはクルアーンの啓示が初めて下った聖なる月で、祝福に満ちています。

また、断食明けの食事、「イフタール」は普段の夕食よりも豪華になることもあります。日本にあるモスクもラマダーン月の夜には、イフタールを提供し、日本人とムスリムが交流できる場ともなっています。

そして、ラマダン明けには断食の終わりを祝う「イド・アル・フィトリ」が行われます。イスラム圏に住んでいるムスリムたちは、この時期は仕事も学校も長い休みになり、家族や友人と集まって過ごします。

日本に住んでいる若い留学生や研修生たちは、ラマダン明けが休みでないことも多く、母国に帰ったり、家族に会えない人も多いです。そんな彼らは近くに住んでいるムスリム同士で集まってパーティーを開いたりします。なかには、はるばる地方から東京へやってきて、より多くのムスリムたちと過ごす人たちもいます。

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