キブラと礼拝マット

イスラム教の五行の一つに礼拝という行為があります。

一日5回、定められた時間に定められた作法でキブラに向かって行われています。

キブラとはサウジアラビア・メッカにあるカアバ神殿の場所です。キブラの方角はキブラコンパスで確認ができたり、最近ではスマホアプリの機能でも調べられます。

礼拝は原則として清潔な場所で行わなければなりません。そのため、多くのムスリムは礼拝をするとき「サジャダ」と呼ばれる礼拝マットを敷いて行います。

また、ムスリムの礼拝の作法には、「サジュダ」という座位があります。サジュダの際には、両ひざ、それから両手と顔面(額と鼻先)を地面につけます。そのため、礼拝マットは清潔さを確保するためにもあるのです。

さらに、礼拝をしている人の前は遮ってはならないため、その範囲を示すためにも礼拝マットが敷れています。

ムスリムの人たちはこの礼拝マットを一人一枚は持っており、家に置くようと、持ち歩く用と区別する人もいます。

そして、持ち歩く用の礼拝マットはイスラム圏でない国、例えば日本では特に大活躍するのです。

それは、日本などのイスラム圏でない国では、礼拝できる場所を探すのが難しく、ときには公園などの屋外で行うこともあるため、礼拝マットがとても必要となるのです。

また、キブラコンパス付きの礼拝マットというものがあり、イスラム圏にいないムスリムの外出時にはとても便利なアイテムとなっています。

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