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インドネシアの本屋事情

インドネシアには、日本のように、どこでも本が売ってあると限りません。

 

本を買いたければ、ショッピングモールや大きいショッピング街に行かないと、近所に本が売ってある場所は極めて少ないです。

 

ショッピングモールに行くと、大体1ー2店舗の本屋が見つけられます。一番有名な本屋は「Gramedia」と「紀伊国屋 (Kinokuniya)」などがあります。なんと、有名な本屋の一つは日本のあの紀伊国屋です。

 

Gramediaは、全国で一番大きな本屋でもあります。どこに行っても、必ず1店舗のGramediaが見つけられるようなイメージです。Gramediaでは、ローカルな本や海外から輸入した本が売られています。教科書や雑誌、そして漫画や文房具などもここで出揃っています。

 

一方、紀伊国屋では、大都市にしかないのですが、ここでは輸入した本、主に日本の本がたくさん売られています。漫画や雑誌も、英語と日本語のバージョンが置いてあったりします。値段は、日本より高くなっていますが、海外の本が好きな人にとってはたまらないお店です。

 

昔インドネシアでは、Gramedia以外のチェーン本屋さんが存在していましたが、時代が進んでいるとともに、潰れるお店がたくさんある状態です。2016年に61か国で行われている読書の時間調査によると、61か国の中から、インドネシアは60位だった。これは、インドネシアの国民の本に対する興味が低いということを指しています。

 

そして時代がネット社会になりつつあるということもあり、ネットで本を注文する、あるいはネットで本を読む、という活動が多くなったと見られます。ネット本屋さんというものが最近流行って、海外の本など、見つけることが困難な本は大体このネット本屋さんで買います。

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