ムスリムファッションの条件

抑圧された女性達が黒いベールや衣装を纏っている。

そんな印象を持っているかもしれません。

しかし、多くのムスリムはとってもオシャレです。

以外かもしれませんが、実はムスリム達のファッションに明確な規定はありません。

コーランに書かれた教えを自分たちなりに考えファッションを選び楽しんでいるのです。

コーランには以下のように記載がしてあります。

【コーランの記述】

「信者の女たちに言ってやるがいい。かの女らの視線を低くし、貞淑を守れ。外に表われるものの他は、かの女らの美(や飾り)を表わしてはならない。それからヴェイルをその胸の上に垂れなさい。自分の夫または父の外は、かの女の美(や飾り)を表わしてはならない。……」(御光章31 節)

 

 「預言者よ、あなたの妻、娘たちまた信者の女たちにも、かの女らに長衣を纏うよう告げなさい。それで認められ易く、悩まされなくて済むであろう。」(部族連合章59 節)

ムスリムはこれらの文章を読んで、自らアッラーの教えに沿ったファッションになっているかを考えて生活をしています。

もちろん形を強制されるものではありませんから、それぞれ人々によって考えが異なる場合があります。ヒジャブなどを被らない女性もいますし、厳格なスタイルの服装をする女性もいます。

ただし、国によっては解釈が違ったり宗教警察などの風紀を取り締まる場所もあったりしますので、「ムスリム女性のスタイル」という一括りでは説明できません。

ちなみに、宗教警察がいないところでは髪を出すことがオシャレという国もあるようです。

これらは「仏教徒の服装はどんなかっこう?」という質問に置き換えてみたら分かりやすいでしょう。つまり、ムスリムのファッションスタイルではなく、各国におけるムスリムのファッションスタイルを知る必要があるのです。

アウラ(女性の美しい部分)を覆うのですが、このアウラという解釈も国によって違いがあります。例えば中東の方では女性の顔や目も美しい部分と捉えられますので、目にメッシュが掛かった服を着用したり、顔を覆う服をまとったりします。

これらは、ムスリムファションのビジネスを考える上でも大変重要なポイントになります。

© 2015 一般社団法人 日本ムスリムファッション協会  
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